干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

遺伝の説明

 星は遺伝するといいます。
 ではその遺伝というのを、どのように見たらいいのでしょうか。
 例えば8白の親からは、8白の子供が生まれるというのが遺伝ではありません。
 両親どちらかの星と同じ、というのでもありません。
 そういう考えですと、非常に限定されてしまいます。
 月命と日命まで考えますと、確かに確率は上がってまいります。
 ですが、それとて、必ずしも示すものではないのです。
 私たちは、干支まで入れますので、それでもって考えます。
 そうすると、本当の親子関係なのかどうかというこも見られます。
 また、隔世遺伝で星が伝わっている場合などでも、説明ができます。
 イレギュラーな星も確かにあるはありますが、干支九星で見ますと、遺伝の説明が随分と簡単になります。