干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

浅い歴史だが

 干支九星は、そう歴史が古くはありません。
 歴史という点だけでいえば、周易は古いものであり、蓄積がたくさんあります。
 また周易のよい点は、秘伝だといって隠すことが少ないことです。
 あくまでも基礎を学んだ上に実力をつけて、そして鑑定で勝負するという意味では好感が持てます。
翻ってて干支九星は、先生が普及していただいたおかげ様で、一挙に他と比べても引けを取らないというか、ある意味で総合占いの形にまで至りました。
 ですので、到達するのに初学の人はとまどうかもしれません。
 先生はある意味で急がれていたので、一歩一歩という形ではないからです。
 しかし、鑑定は中免法と奥免法の範囲から出るものではないと信じております。
 ですから基礎の上にも基礎が必要であることを、改めて実感します。