私たちのしている干支九星は、主として郭氏元経に基づいております。
そこには神仏という概念は、少なくとも表面上ではありません。
ところが中国には、道教はもとより、仏教や他の宗教があり信仰されています。
とすると、悪い方位を使うということと、神仏に開運を祈願するというのはどういう関係になるのか。
日本においても、各地に神社や仏閣があります。
その神仏と方位の関係はどうなるのか。
方位だけを信じている人は、ご神仏をどう考えているのか。
神仏だけを信じて、方位を気にしない人はどうなのか。
とても重要な、そして本質的な問題がいまだ解明されていません。
悪い方位に行ったなら、方位除けをすればいい、という言葉だけで済むのか。
さてどうなのか。