干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

歴史が浅い占術

 干支九星は決して歴史ある占いではありません。
 長く計算しても百年あるかないかです。
 にも拘わらず、ずっとこれにはまってきました。
 他の占術を知らなかったからというのもありますが、何とも言えない魅力、魔力があったからです。
 ただ一人の突出した先生がおられたがために、一挙にレベルが押しあがりましたが、その分だけ、先生が話されたかった点も多くあるのではないかと思います。
 あるいは、これを使用してどのようにでも料理するようにという、道具をいただいたようにも思えます。
 作盤が簡単な分だけ、法則は増えるかもしれませんが、それでも占術の中心となりえる要素があると思います。