干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

方位を使う塩梅

 気学の流派によりましては、目的によって使う星の強さが違うのだそうです。
 この件につきましては、全く同意いたします。
 私たちは普通、その人の運気を上げてやればいいのだと考えがちですし、それで正しいのです。
 ところが、急激に運気を上げてはいけない場合があります。
 その顕著なものが病人です。
 病気の人には、使う星の強さが違うというのです。
 干支九星の場合も同じで、単に運気を上げるというのと、病気の場合は別に考えなくてはなりません。
 もちろん鑑定盤が中心ではありますが、覚えておかなくてはならないことです。