干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

種をまく時期

時期が悪いときにあがく人は、運が悪い人です。 時期の悪いときには、じっと耐えて、中央を離れ、時を待ちます。 だがこれのできない人が多い。 時期の悪いときに動いて、自分の運を損ねます。 特に動きやすいのが、ご自分の本命が中宮に入ったときです。 あ…

五黄の重なり

今日は五黄の月、五黄の日でした。 こういう日はすべてが腐る日、八方位暗剣殺です。 前回の五黄の日の一件、今日の二件、心配な案件があったのですが何とか終わりました。 そのかわり、前もってわかっていましたので、細心の注意を傾けました。 そしてご本…

裏をあななう

占いとは、裏をあななう、という有名な説明があります。 では裏をあななうとは、どういうことなのか、先生は身をもって教えていただきました。自分もそれに近づこう努力最中です。 裏をあななうとは何かは、お客さんに言うべきことではないでしょう。 ただ占…

同年生まれの人

同級生で一緒になるカップルがおります。 大概の人は、年が同じ干支九星になりますので、腐れ縁となります。 同窓会などは、その干支九星の性質とか発想とかなどの確認の場になります。 その性質や発想が客観的に見てどうなのか、は問われていません。 同じ…

妨げとは

人の暗い側面には、他人が幸福になることを邪魔しようという本性があります。 それが見えない形をとって、得体のしれないものとなって、他人が幸福になるのを妨げます。 電車が遅れる、品物が来ない、忘れる、人の気持ちが変わる、あきらめる、などいろいろ…

前世心法

東洋の占いに、前世心法というのがるといいます。 過去七世にわたって前世を知る法なのだそうです。 それに関して、西洋占星術ではあるのかと、知人のプロに聞いてみました。 そうしたらそういうものはあるのだけれど、検証のしようがない、だからあまり言わ…

家相と命

望月先生は、最晩年に三位一体論を書かれました。 何ごとかを訴え、残されたかったのは、よくわかります。 しかし家相と命のことについていえば、その流さが違います。 また片方は動き、片方は動かないので、条件も違います。 私たちは、そこに何を見たらい…

まだまだ暑い

今日、ようやく二十四節を迎えました。 だいぶ涼しくなったとはいえ、まだまだ暑いです。 片付けをするのに、方位はありません。 出かけられる場合は、できるだけ遠くに参ります。 また、まだ五黄の月ですので、十分に注意をします。

干支九星に宗教を入れる

干支九星術は、非常に汎用性があって、応用が利きます。 それは出てくる事象については、特にその要素が強くあり、また吉凶も同様に知ることができます。 さて、しかし人間にしても何にしても、出てきたのは「結果としても」事象です。 その結果がどのように…

トイレの問題

トイレには多くの問題があります。 そもそも昔はトレイが母屋とは別でした。 少し前までは、トイレが外にあるお宅も多かったと思います。 時代ととも、母屋の中にトイレができ始めたのは、理解できます。 そして、一番問題のマンションです。 マンションとい…

予習か復習か

この世界の勉強をしていまして、予習と復習どちらが大切でしょうか。 普通、語学の勉強は予習が大切であると言われています。 干支九星は、予習ができませんので、圧倒的に復習が大切になります。 何度も見直し、繰り返し覚えて、身に着けてまいります。 し…

熱意の問題

どんなことであれ、一生懸命している姿は感動を与えます。 特に、自分の運をよくしよう、マイナスを消そうと努力されている姿は素晴らしいです。 何とかして、開運していただきたいと思います。 とりあえず聞いてみるか、でもいいですが、聞いたら実行してい…

マイナスを減らす

私たちは、人様のお宅を拝見して、することは一つ。 相の悪いところを直すことです。 プラスにすることであるのではありません。 悪い箇所を少しでも減らして、よりよい方向にもっていくようにするのです。 完全な家などありません。 だからこそ、その家系の…

時間をどのように補うか

干支九星では、誕生日の星をもって判断いたします。 とすると、当然情報量の多い、生時まで使った四柱推命に軍配が上がると思います。 しかし大元の流れをみていきますと、はずれることは少ないです。 そこは時間を扱わない分だけ、術者は、時柱のかわりに、…

責任を取る

私たちは、鑑定をするときに、その重みに耐えられるかどうか、常に考えながら、言葉を発しています。 多少のずれは許容範囲であることが多いですが、本質をはずすことはあってはなりません。 そのためにも、ダメはダメ、無理は無理とはっきり言う覚悟も必要…

季節と地理

今月は5黄の月ですが、その5黄の事象もいろいろあります。 地震もあれば、大爆発もあります。 日本の場合、この時期には台風という事象があります。 もし冬であれば、台風というのはありえないでしょう。 このように、季節によって、また地理によって事象…

占いを日本にあったものに

地理風水がブームだそうです。 そういう単語が入らないと、検索されないのだそうです。 そんなことはどうでもいいですが、どこまで日本人のものになっているでしょう。 自分には中国の風水にわからない部分がありますので、断言はできませんが、これだけはい…

神仏の仏

神仏にお参りする、という単語を使いますので、同じようなものと考えられがちです。 しかし神と仏とは違います。神道と仏教ですから当然です。 問題を難しくしているのは、仏の方の言葉です。 今日からお盆ですが、仏様という言葉を死者のこととして話すこと…

生き物のお知らせ

方位を取ったり、お参りしたりした場合に、様々な形でお知らせがある場合があります。 そのうちの一つが、生き物のお知らせです。 生き物が出てきて、この先は行ってもむだだよ、と教えてくれることもあります。 よい方位取りができた、とお知らせくれること…

全体と個別の位置

干支九星にしても、何にしても、その盤が何を示しているのかを知るのが第一です。 それが大枠を決めますので、必ず知らなければなりません。 その後に、個人、個別の星をみるわけです。 こちらは個人の方ですから、細かく個人的な内容を見ます。 どちらかと…

因縁の強弱

私たちは、その人の生年月日によって、いわゆる因縁と呼ばれる悪い要素を見出します。 それによって、どの点を強め、あるいは弱めるべきかを判断していきます。 ただその因縁というのにも階層があります。 強いものから弱いものまであるのです。 人間は簡単…

どちらかといえばよい方で

同じ事象を取る場合にも、その人によって違いがあります。 たとえば1白の方位にいった場合、落ち目取るか、始まりと取るか。 寒いと取るか温泉と取るか。 同じ取るのでしたら、なるべくよき方向で取りたいものです。 人生を強く生きるのに、九星に依存して…

周易を参考に

私たちの干支九星は、所詮は易から出たものです。 ですから、易の勉強をすることは重要なことです。 そして、干支九星の歴史は古くないのですが、易の歴史は長いわけです。 そこにはそれ相当の蓄積があります。 その蓄積を利用しない手はないのです。 周易の…

ちょっと聞く

易を勉強していると聞くと、必ずちょっと見てほしいという人が出てきます。 いや、そんなちょっと見ることなんてできません。 見る時は真剣に見て、気を緩めることはありません。 などというと、お客さんに将来なるかもしれない人を逃してしまします。 です…

恋愛のパターン、など

望月先生が公表された人間関係を知る方法に、その人の九星の年命を書いて、東西の星の人は恋愛のパターン、上下なら尻に敷く、尻に敷かれるパターンなどというのがあります。 例えば8白の人だとすると 7 3 5 6 8 1 2 4 9 6と1の人が恋愛のパター…

占術は考えるもの

みなさん占術を勉強されて、頑張っておられます。 ですから大脳を一生懸命使って、身につけて行くわけです。 ただしそれを手放すことも必要です。 まったく思考を止めて、感覚だけで生きる訓練をあえてする必要があるのです。 そうすると、知識が全部吹き飛…

そもそも九種類に

干支九星でなく、九星術、いわゆる気学で開運されようとする場合、誕生日の違いは関係なく、例えば3碧なら3碧の人すべて同じ方角を使って開運しようとします。 1白から9紫までですから、九種類に分類されます。 ですが、九種類だけに人間を限定していい…

昔聞いた話

もう三十年以上前でしょうか、知り合いに街頭に出ている女性の易者さんがいました。 人相などを専門にする彼女に聞いたことがあります。 人相に、危険な相とかが出ている人が前を通ったらどうするのか、と。 そしたら彼女はこう答えていました。 普通の人相…

命の限界

四柱推命にしても、紫微斗数にしても何にしても、表示される先天命は一部分を示しているにしか過ぎません。 そもそも一つの占術ですべてを表示するのでしたら、多数は必要ないでしょう。 それに転居などの、後天作用を入れることができません。 そこに自ずか…