干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

神仏の仏

 神仏にお参りする、という単語を使いますので、同じようなものと考えられがちです。
 しかし神と仏とは違います。神道と仏教ですから当然です。
 問題を難しくしているのは、仏の方の言葉です。
 今日からお盆ですが、仏様という言葉を死者のこととして話すことがあります。
 本来仏というのは、仏陀ですから悟った人ということですが、日常会話の中では、死者を仏様として言うことがあります。
 ですから、言葉を使用するときには、その辺を意識して使わないと間違います。
 また仏陀自体にしても、神道の方は低く見ますが、仏教では神以上のものとして扱っており、さらに混乱をきたしています。