干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

妨げとは

 人の暗い側面には、他人が幸福になることを邪魔しようという本性があります。
 それが見えない形をとって、得体のしれないものとなって、他人が幸福になるのを妨げます。
 電車が遅れる、品物が来ない、忘れる、人の気持ちが変わる、あきらめる、などいろいろな形を取ります。
 鑑定をする一対一の場合では何とかなりますが、多数にお話しするときや、刊行物でお知らせする場合などには、その妨げ、いわゆるマが激しい形をとることがあります。
 せっかくのチャンスが、そのマによって知らずになくなっていくという恐ろしい事実を、常に頭のどこかで意識して、本来の易占の目的を達成したいと存じます。