干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

平等ではない

 戦後の教育や理念の定着により、法の下の平等とうい、がちがちの人権思想が普及してまいりました。
 そういう人たちは、易や九星においても平等であることを無意識に要求しています。
 しかし残念ながら、命については人間、平等ではありません。
 それは例えば、方位を使用した場合の答えに明らかに出てまいります。
 同じ方位を、同じ九星の命が使ったとして、片方はよく片方は悪いことがよくあります。
 それは使った年月の強度と、使った命の強度によります。
 強いからよく、弱いから悪いのではないので、この点は平等かもしれませんが、よくよく注意されて使ってください。
 これを望月先生は、特殊命、普通命として分類されておりました。