干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

教えられること

 先人たちの本を読んで、いろいろと思うことがあります。
 まず、よく勉強されておりました。
 たくさんの本を書かれている方もおられますが、すべてが自分の言葉で書かれており、現代の人のように、他人様の本からの抜き書きはありません。
 また、人への洞察が深かったです。
 状況を的確な言葉で示すこともでき、多言を必要としない簡潔さがありました。
 漢文授業の時間が減っている学生時代を過ごした、今の人が書くのは難しいでしょう。
 それに秘伝の書き方をご存知でした。
 秘伝と書かずに秘伝を書く、そのしきたりをご存知でした。
 また言葉に人生経験がにじんでいました。
 すべてに対して、頭が下がります。