干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

方位取りのコツ

開運をしようとして、お砂取りやお水取りをするのはよく知られています。 当然これは、それぞれの星によって、時間も場所も変わるものです。 また別に、各地の霊場にお参りするという方法もあります。 その時には、お砂やお水を取るか取らないかは別問題です…

言葉を使わない易者

易者は、お客さんを前にして話をするものです。 そうしなければ、お客さんに伝わりません。 いや、仮にメールを使って、内容は伝わるかもしれません。 しかし、私たちが本当に伝えたいことが伝わるかどうかは、別問題なのです。 日本には言霊という思想があ…

ワクチンを打つなら

コロナウイルスに対抗するために、ワクチンを接種する人が増えているようです。 巷間言われているように、ワクチンを打つ、打たないは個人の自由です。 ですが打つ場合には、副作用というのでしょうか、なるべく何もなく終わせたいものです。 その解決方法の…

開運法を示さない盤

干支九星の鑑定盤は、ある意味で冷徹です。 そのままのルートを行けばこうなる、と出てしまいます。 そこで誰でもそのルート変更を希望するのですが、希望してもかなえられないこともあります。 その原因はいつくかありますが、一つがその事柄への心構え、あ…

易と催眠術

易を含むいわゆる占いをしている方の中には、催眠術をされる方がおられます。 催眠術の何鳴るかを知らないのにいうのはためらわれますが、おそらく催眠術を使って、悪い癖を修正するために使うのであろうと想像されます。 もしそれで効果があるならば、これ…

鑑定脳にする

もうすでにお亡くなりになった知りあいの方は、フランス語が堪能でしたが、日本に長くいると能力が落ちてくるといっておられました。 やはり使ってない脳が、衰えてくるのでしょう。 そのために、フランス語を話さなくてはならないときには、数日間、CDなど…

大吉方位は少ない

引っ越しの相談をお受けすることがよくあります。 よい方位に引っ越したいというお気持ちは、よくわかります。 引っ越しでもって、その後の運命が大きく変わるからです。 ところが、その人にとって大吉方位に移っていただこうと計算をしますが、なかなかない…

宿命論者の矛盾

四柱推命や紫微斗数などの、いわゆる宿命論を奉じている方々は、必ず運命は変えられるといいます。 占術で出てくる結果というのは、人生の誕生のときのものであって、努力によっても変わるし、環境によっても変わるというのです。 その変わるということに、…

鑑定盤とは

わたしたちのしている干支九星は、鑑定盤を何より大切にします。 誕生日は過去のことであるのに対して、現在と未来と過去を示しているからです。 そのことが話題になったとき、あるいはお客さんが目の前に座った時間でもって、鑑定盤を作ります。 そのできて…

夏至の太陽

今日は夏至でしたが、雲の多い天気でしたので、あまり太陽を拝むことができませんでした。 しかし、夕方西の空を見ますと、雲の間から美しい太陽が顔を見せていました。 夏至だからどうのということではありませんが、一年で一番昼が長い日ですので、思うと…

昔訪れた場所

もう何十年も前、一人である霊地を訪問したことがあります。 辺鄙な土地でしたので、行くだけで時間がかかり、滞在は非常に短い時間だけでした。 しかしながら、その土地の一場面をはっきり覚えています。 なぜだかその時のことを思うと、心が騒ぎます。 そ…

陰気は悪いのか

干支九星が基づいている中国思想によりますと、世の中を陰と陽との二つに分けます。 基本的に、男女の二種類しかないのと同様の考え方です。 そのうち、陽気というくらいですから、陽の方が尊とばれます。 それは全くの同感なのですが、では陰の方は全く役に…

結論は同じになるべき

姓名判断には多くの流派があるそうです。 しかし本来でしたならば、生命判断であるならば、何流であっても結論は同じになってしかるべきでしょう。 材料は姓名という共通のものですので、それで結論が違うなら、姓名判断そのものに疑問が残ります。 そして実…

方位は消去法

引っ越しの鑑定を受けることがあります。 方位をとるのに、引っ越しほど大きなものはありませんので、注意深く鑑定いたします。 とはいえ、大吉の方位というのはなかなかないものです。 正直いいますと、吉方位というのも、あることが少ないです。 契約の期…

ひとつつかむ

干支九星の場合、方位を使って開運をするという方法があります。 これは大切な開運方法です。 また別に、例えばお賽銭を多数もって、参拝することによって、災いを流すという方法もあります。 そういう、様々な方法があっても、聞いただけで満足してしまう人…

令和初期の問題の時期

昨今は、何をおいてもコロナの影響がひどいです。 それに伴って、生活も何も大きな変化が起きました。 それに日本には、大きなイベントもあります。 そういうことも含めて、だと信じたいのですが、難しいことが起きやすい時期に差し掛かっています。 日本だ…

難しさを乗り越え

干支九星でみますと、人生は大枠は決まっているように見えます。 よい意味でも悪い意味でも、そこから出るのは難しいことです。 その難しいことを、変えたという報告をいただくことがあります。 悪い運勢をよいように変えた、という報告がありますと、非常に…

情けは人のためでない

情けは人のためならず、という言葉があります。 人として情けがないというのではありません。 情けをかけるというのは、同情するということに近いかもしれませんが、私たち鑑定を行う者はこの言葉は十分注意しないといけません。 同情が、妥協になってしまっ…

主役は順番に

演劇の世界などでは、主役は実力のある人がなるでしょう。 しかしながら、この干支九星の世界では、それぞれの星は、皆同じように実力があります。 ですから誰がなっても主役を務められます。 ですから、その星たちが順番に主役になることが決められました。…

本物の水の特性

九星をしていますので、お水取りをすることもあります。 しかしなかなか、いい水がなくなってきています。 そもそも井戸がありません。 昔は井戸でお水取りをしたものです。 井戸の水を知ってしまいますと、今の水道水は想像できないほどひどいです。 本物を…

ウラバンの諸相

何でもかんでも、陰陽で考えますと、わからなくなってしまうこともよくあります。 しかし、干支九星において、これは必要と思われるのがウラバンです。 表盤に対する裏盤と書けばいいのですが、リバンと呼ばれないようにこのように書きました。 陰陽からとい…

霊地の風水

日本は小さい国土ながら、海に囲まれ、非常に多くの景色を持っています。 中国とはまた違った条件ですので、風水も中国のものとは相違するのでしょう。 日本の各地を観光や参拝で参りますと、驚くような土地もあります。 その中でも、いわゆる霊地とか霊山の…

空想や妄想を離れる

私たちのしている世界は、非現実と現実の境目にあります。 科学で証明されていない、古代中国の哲学が基礎となっています。 哲学は、間違った道に入りますと、空想とか妄想の世界になってしまいます。 あるいは、極端な理想論に走ってしまいます。 そうする…

無駄ではないがショック

干支九星の話で、一つわかったことがありました。 それを確認しようとして、先人の本を読んでおりましたら、何とそこに同じことが書かれておりました。 結構ショックです。 人間の考えることというのは、大概はもうすでに解明されていることが多いのです。 …

少し難しいかもしれない

今月は6月で、午1白月です。 世の中は循環していくでしょうし、少しは活気も出てくるでしょう。 そんな中で、本質的な問題については、解決が難しいようです。 あるいは、新たな、あるいはいままで解決されなかった問題が大きく取り扱われるかもしれません…

何も考えないことから

干支九星のことを考えていて、行き詰まることがよくあります。 そのときには、どうしたらいいのか。 そのときには、何も考えないようにしています。 考えてもわからないことは同じですので、考えずに時間を置きます。 別に干支九星だけではありませんが、時…

しっかり理解するということ

干支九星の分野でしたならば、望月先生の本などを読みますと、とりあえずなるほどと理解できることもあります。 ではさてそれを説明しようとすると、なかなかうまくいきません。 結局は理解していたと思っても、身に染みるまでには至っていなかったというこ…

人を熱狂させるもの

音楽にしろ、スポーツにしろ、絵画鑑賞にしろ、人が夢中になるものはあります。 その中でも、人生の秘密を知ることほど、人を夢中にさせるものはありません。 そしてそれが開運法が伴うものであるならば、これ以上のものはありません。 それを知るために、あ…

衣替えに思うこと

6月に入りますと、衣替えになります。 よくよく考えてみますと、学校などでも夏服の時期は、6月から9月の四か月間になります。 一年が12か月ですから、三分の一の長さです。 とすると三分の二は、冬服です。 なぜ半分ではないのかというと、日本の緯度…

反省から開運へ

占いは基本的に、将来を予測するものですので、無味乾燥なものです。 そしてもし、将来が不幸になると示された場合、どうにかして回避しようとするのが人情です。 その回避の仕方が、何か手品のような方法で開運に向かうと考える人が多いのですが、そんなこ…