干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。月恩流 干支九星術(沙門室) 参照のこと。

対処療法と根本療法

 怪我や病気になったときに、とりあえず目の前の病気を治して、そのあとで体力回復とか体質改善とかしましょう、と治療されることが多いでしょう。
 それは鑑定の場合も、同様に考えるべきであると思います。
 もし苦しい問題があるなばら、当面その問題を解決するようにすべきです。
 苦しいならば、何もしたいとは思わないでしょう。
 ですから何をおいても、問題を解決すべきです。
 そしてそれが解決されたと、思われたならば、次にその人の根本をどうにかするようい考えるべきでしょう。
 そういう意味では、医療にしても鑑定にしても同じような考えに基づいています。
 またときどきこの二つが、同じものであることも多いです。