干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

変わる本の価値

 私たちは、先生たちから教えていただくこともありますが、書籍から学ぶことも多いです。
 ですから、何よりも本を大切にします。
 紙が貴重であった時代にはなおさらで、その大切にする書籍に祈りを込めた人たちもおられました。
 本を持つ人が幸運になるようにという、願いを込めたということです。
 あるいは、様々な危険な内容を出す場合には、災いにならないように除けをしたということも考えられます。
 先生の本もたくさんありますが、現在では絶版になっている本もあります。
 そういう本を拝見いたしますと、一生懸命に作られたことを知ることができます。
 しかしこのネットの時代に、一体どのようにして昔の人の気持ちを受け継ぐのか。
 あるいは、別方向に向かうのか、まだ先が見えていません。