干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

三角にする

 先生の本に、三合法について書いてあるものが多いです。
 三合というのは、十二支における三合会局のことを意味しますが、方位を取る場合には、一方位45度の八方位の三合を使う事です。
 これが基本的に大切であるからこそ、本のタイトルにもされたのでしょう。
 それと同時に、三角法ということも話されておりました。
 いわば三合法は正三角かそれに近い形ですが、三角法は必ずしも正三角である必要はありません。
 ただ三角でも何角でも、図形にするということは、方位を使うことを意味します。
 方位では、三角法で動くことの重要性を話されておられました。
 この三角であることは、いわば三次元にすることなのであり、単純な方位を取る二次元とは違います。
 ここは先生の大切な教えだと思います。