現在、書店などに並べられている、いわゆる占いの本を見ますと、唖然としてしまうものも多いです。
私たちが教えてもらった、いわゆるオーソドックスな占いは、はじの方に押しやられて、見栄えがいいというか、目新しいものが表に出ております。
それはそれで、今までの目を見なかったものが出てくればいいのですが、そしてそういうものも時々目にしますが、概してコケオドシのものが多いです。
もちろん、これまでの基本を重んじた占いの欠点もあります。
いろいろな意見があって、集約できなかったり、根本が間違っていたという面もあります。
それらを訂正しつつ、かつ現代の人に響くように知らしめるという作業もある程度は必要で、それが本当の意味での占い師の役目なのかもしれません。
というようなことを、頭の片隅で考えつつも、鑑定盤をにらむときに最高の幸せを感じています。