干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

還暦過ぎの鑑定

 若い人の鑑定は、生まれた星の影響を強く受けますが、年を重ねますと、方位をいろいろ取ったりしますので、なかなか簡単にはいきません。
 特に還暦、六十歳を過ぎた人の鑑定は難しいです。
 といいますのは、干支九星の流年法でいいますと、六十過ぎには十二支が二匝目になります。
 ですから、一匝目と二つ見なくてはなりません。
 さらに、年齢の積み重ねがありますから、判断が難しいのです。
 鑑定盤についていえば問題はないのですが、流年法に影響が出ます。
 あと、あまりに老年になりますと、少しの影響でも大きな作用を出しますので、これまた注意が必要です。