神仏を九星で表現しようという方々もおられます。
様々な観点から、この神仏の特性は何かを探り、配置されたもののようです。
しかしどちらかというと、九星もありますが、神仏は十二支でることが多いようです。
例えば、巳ならば弁財天というようなものです。
弁天様の頭の上には、蛇の像がおられるからです。
しかし、神仏の特徴を捉えるのは、そう簡単ではないはずです。
一つ特徴をとらえて、その十二支が表示しやすいものを選び、そしてその神仏の干支、星にしていくという考えであり、これは間違いなく賛同できます。
鑑定の時などには、これは応用できます。
ひとつひとつのみ
神業のような鑑定をされる方でしたら、理屈なく答えが出るのでしょうが、そうでない場合には、はやりひとつひとつ丁寧に学ばなくてはなりません。
何の星がどこにあるから、どういう事象だということや、その人がどこにいるからどういう意味だとか、基本をしっかり見なくてはなりません。
それでなるべき外さないようにレベルを高め、更にカンを磨いて、上手な鑑定を目指すべきであろうと思います。
そうなってきますと、理屈で説明できず、言葉にできないということでしょう。
そしてやはり問題になるのは事象であり、これは避けて通れません。
これこそひとつひとつの連想が必要で、平素から想像する訓練が必要です。
節を使った方位
節入りの日は、さすがに方位は使用しないでしょう。
では中節のときはどうなのか、試してみました。
月盤も同じ、日盤も同じ。違いは節の違いだけです。
なかなか事象をとって、明確に説明できればいいのですが、中節の時間になる前後、おもしろい作用があります。
普通は通りすぎてしまうようなことでも、何か意味があるような気がいたします。
時に神社参拝をからめて参拝する場合には、より多くの事象がに気が付くようです。
ちょうど干支も悪くありませんので、使用してみました。
まだ別のときにも使用してみます。
九星と干支との選択
干支九星ですから、方位をとる場合でも、干支と九星を使います。
その場合、九星は要素としてすぐ計算できます。
プラスして、干支もよければいいのですが、そうはいかない場合もよくあります。
そのときに、九星をとるのか、干支をとるのか。
この判断ひとつで、どのような考えを持つ流派なのかがわかります。
もちろん、干支を重要視します。
その中で、どう開運をしていくのか、させていくのか。
干支を最重要視して、九星の兼ね合いをみながら、運をとってまいります。
九星なのに10なのは
九星は、九つですから九星です。
しかし時々、10という切りのいい数を必要とすることがあります。
もちろん生成数で土気としてとってもいいのですが、それは一つの応用です。
あるいは、十干だとすると10です。
これですと確かに10になりますが、地上のことではありません。
12の月の数で10がありますから、それも一つの考えです。
あるいは八方位に、上下を足すと10になります。
これですと、少しは地上の事柄を示し得るでしょう。
あるいは10回、何かが起きるというのか。
一体10という数字は何を意味するのか、頭をぐるぐるめぐっています。
九星と干支の組み合わせ
今年は子年であり、九星ですと7赤です。
子の7赤の年として表示されます。
この組み合わせでいうと、1白4緑7赤が子卯午酉、2黒5黄8白が寅巳申亥、3碧6白9紫が丑辰未戌の組み合わせのみが可能になります。
ところが、星を盤上で回す回座星でいいますと、例えば今年の乾は、丑8が同会して年における組み合わせとは違ったものになります。
それは毎年の星が九星は数が減り、干支は進むのに反して、回座星は両者ともに順に進むからです。
最初は戸惑いますが、回座星はこちらでないと、なかなか答えが出ません。
簡単なことですが、重要なポイントです。