干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

九星なのに10なのは

 九星は、九つですから九星です。
 しかし時々、10という切りのいい数を必要とすることがあります。
 もちろん生成数で土気としてとってもいいのですが、それは一つの応用です。
 あるいは、十干だとすると10です。
 これですと確かに10になりますが、地上のことではありません。
 12の月の数で10がありますから、それも一つの考えです。
 あるいは八方位に、上下を足すと10になります。
 これですと、少しは地上の事柄を示し得るでしょう。
 あるいは10回、何かが起きるというのか。
 一体10という数字は何を意味するのか、頭をぐるぐるめぐっています。