干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

矛盾ではないこと

 一つのものごとを表示する、あるいは示す九星は何かを考えて本で調べると、いろいろなものが出てくることがあります。
 一つだけではなくて、別の本では別の九星が書いてあります。
 これは一体どういうことなのでしょうか。
 例えば「弁護士」という項目を見てみましょう。
 弁護士は法律を扱うから9紫と考える人もいます。口を使ってしゃべるので7赤と考える人もいます。様々な思考をするので1白と考える人もいます。
 そのうち、どれが正しくてどれが間違いということはありません。
 すべてが正しいのです。
 実際に、鑑定にあたって、それを読み解かなくてはならないというのが難しいのです。