方位は八等分して考えています。
それはそれでいいのですが、もし中央を通して線を引く場合、中央を貫通させれば、東西、艮坤、南北、巽乾というこの四方位のみとなります。
去ると去られるという意味あいは違いますが、線としてはこの四本です。
また艮坤は、動くことはありません。
地球の傾斜の角度そのものを、この艮坤で示しているからです。
もし図面一枚でしたならば、固定した、動くことのない図があるのみでしょう。
ところが、私たちの世界では、例えば東に行けば、西を背にしているわけです。
逆方向にも線が残ります。
では、その動きをどのように表現するのか。
それは線ではなく面になり、立体になります。
そうすると線が移動します。