干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。月恩流 干支九星術(沙門室) 参照のこと。

占い以前の占い

 干支九星などの占いをする前の段階で、本当の占い師は判断しています。
 例えば、歩き方だとか、入ってきたときの様子だとか、言葉遣いだとか、です。
 それは目の前に来た場合であって、その前ということもあります。
 たとえば、この人は礼儀を知らないなという人は、勉強ができないものです。
 干支九星なりを教えても、無理だということがわかります。
 礼儀は火であり、学問も火だからです。
 またこちらを過度に疑って、あなたの占いは当たるのですかという質問をしてくる人がいます。
 そういう人の悩みは、仮に鑑定をしたとしても消えないものです。
 といいますのは、猜疑心は五行でいえば水であり、悩みも水であるからです。 
 すべてに応用して判断します。