干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

初免法の扱い

 鑑定盤を作る場合、先生は主として中免法と奥免法を使用されておりました。
 しかし初免法も、著書の中で言及されておられますし、決して無視してたわけではありません。
 ただ、実際の鑑定では、ほとんど使用されていないのも事実です。
 翻って初免法の帰結の部分は、月盤での命から時盤の同合する星を探すというものでした。
 ということは、最終的な結論は月盤が重要な役割を果たすということになります。
 ですから、中免法と奥免法だけを使用する場合であっても、この月盤が無視できないということを示しています。
 もう一度月盤に着目し、そこらへんからあたりをつけますと、非常に大きく鑑定の力があがるはずです。