干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

干支九星の元

 干支九星とはどこから入ってきたのか、占い師が売り込みのために勝手に作ったものではないか、などと疑問に思われる方も多いと思います。

 実はこの干支九星とは、中国から入ってきたのものなのです。それが書いてある本のタイトルは『陰陽五要奇書』といいます。
 この『陰陽五要奇書』は五章に分かれていまして、第一章に「郭氏元経」というのがあります。ここにこの干支九星のことが書かれています。干支九星を研究する人は知っておかなくてはいけない題名です。

 因みにこの本の第五章は「三白宝海」といいまして、日本ではやっている気学の元本です。

 とすると干支九星と気学は兄弟であり、章の順番からすると干支九星の方がお兄さんかもしれません。