干支九星の元になるところの、『郭氏元経』でも81章あります。
その中には、数字を合わせるために、ずいぶん無理な話もあり、どれを取ってどれを捨てるかというのが重要になります。
いわば原理原則が多すぎるということになります。
著者である郭璞が、どこまでを採用していたのか、知ることはできません。
中国でできた、こういう占術は、原理原則が多く、その中でどれが重要か選択するのが、各流派の特徴をわける基準ともなっています。
代表的なのは、方鑑で使用する星があまりに多いので、九星中心になっていった歴史などがそれでしょう。
実はそれを裏付けるのが実占であり、それをバランスよく調和しているのが干支九星であり、望月先生の流れであるという立場を取っています。