干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

法の下では平等だが

 近代の法体系におきましては、人間は法の下には平等であります。
 しかし、運命として考える場合、決して平等ではありません。
 親も違えば、環境も違うし、なによりもって生まれた星が違います。
 それに、平等思想を入れ込むのは不可能です。
 その不平等に気が付いて、それを何とかして変えていこうと考えることから、運命の転換が始まります。
 また、気学でよく使用する傾斜法ですが、それを見ますと九種類の違いはあっても、ほぼ平等のように見えます。
 しかし細かい計算では、決してそうではありません。