イスラム教の教えの中に、実際の信仰の対象としてジンというものがあります。
これは精霊と訳されますが、神ではありません。
神ではないのに、どうしてイスラム教にあるのか。イスラム教のできる前から、アラビア半島で信仰されていた精霊のようなのです。
それがイスラム教ができた後でも排除されずに残り、イスラム教信者の間でもはやっているのです。
結構信仰というのは、このように、現実生活を補助してみらえるものが残っていくという傾向があるのでしょう。
それは実はイスラム教だけのことではないのです。