本を読んでいて改めて認識しましたが、九鬼盛隆師と友清歓真師は知人だったのだそうです。
九鬼師は、言うまでもなく断易精蘊などの著者であり、文字通り断易をなさっていた方です。
友清師は、天行居という宗教を始められて、これまた周易や数霊に精通されていた方です。
そのお二人は、私たちにとって、忘れてはいけない先人ですが、このお二人は、霊術という点で同じ行動をとったことがあったようです。
友清師は、宗教家ですから当然その面に関心をお持ちなのはわかりますが、九鬼師の方は、不可思議です。
様々な方のご意見を総合いたしますと、最後は断易を離れて、霊術の世界に入っていっていかれたようです。
自分は、その評価をする立場にありませんのでわかりませんが、何とも複雑な気持ちになります。