干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

吉方位と神社詣り

 吉方位をとって、神社参拝をされる方がいます。
 もちろん自分もそうしますし、してもらうこともあります。
 そこで問題なのは、普通ですと氏名と住所とご挨拶だけを述べるのにとどめるべきなのですが、特殊な問題があるときには、どうしても御祈願することがあります。
 その御祈願、お祈りの場合、特に注意しなくてはならないのが、心得違いです。
 自分が現在不幸なのは、何が問題なのかを、注意深く観察し、それでもなお答えがわからない場合に、一寸たりとも心得違いをしないような言葉を選びながら御祈願すべきだと思います。
 御祈願は基本的に欲です。
 その欲が、正当な欲なのか、自我からの欲なのか、よくよく注意し、言葉として申し上げるべきであり、欲にまみれたならば、マイナス作用になるというくらい慎重に、畏れつつあるべきだと思います。