干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

花を見て教える

 確か、宗教家のD師だったと思いますが、神がわからないと言ってきた人に対して、咲いている花を示したといいます。
 おそらくそこに、宗教の真理があるのでしょう。
 実は干支九星を含めた易も同様だと思います。
 干支九星の盤には、神にしろ、運命にしろ、如実に示されているのだと思います。
 それが、私たちはわからない、という。
 神(この場合には易神なのでしょうか)がわからないのではなくて、こちらに感知の能力がないということなのだと思います。
 様々な形で示されている未来を、神からのメッセージとして、どのように受け止め、どのように解釈するか。
 それが、私たちの易者としての仕事なのだと思います。