干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

天地人三才

 占術すべてに三才がそろっているといいます。
 例えば、干支九星でしたら、天干が天、十二支が地、九星が人に相当します。
 これらを備えて、初めて占術と呼びえます。
 私たちはつい、九星なら九星のみを見てしまいますし、人によっては干支のみを見てしまうこともあるでしょう。
 しかしそれは完全ではありません。
 方位をとる場合にも当然考えるべきことではありますが、命を見る場合にも同様のことが言えます。
 考えようによっては、干と支と九星があるからこそ、様々な角度から見られるということもできます。
 おそらくこの点に、先人の智慧、人生の解明のカギがあると信じています。