干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

分家を出す方位

 分家を出すにも方位を考える必要があります。
 古来、本家よりも南の方に出すべきであるといわれています。
 それはそうでしょうが、北関東であると違う考えがあります。
 分家は本家よりも、西に出すのが言い習わしだといいます。
 この地区では西風が強く、風除けのために、西に家を作るのだそうです。
 西に出したら、次にさらに分家を出すには西、最後は不可能な地形になるまで出し続けるのだそうです。
 地方によって、家相の考え方も変える必要がありそうです。