干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

離婚について

 作るのは簡単ですが、壊すのは難しいです。
 それよりも維持する方が大変です。
 難しいの考え方は、人それぞれですが、基本的に離婚はおすすめしないようにしております。
 ただし、どうしても難しいという鑑定もあります。
 そういう場合には、離婚の方向にもっていきます。
 その時には、壊す困難が付きまといますので、簡単なことではありませんが、それ以上に現状維持が難しいということがあります。
 そういうときには、ためらわずに、離婚をお勧めします。

マッサージの効用

 体が疲れて参りますと、マッサージをしてもらいたくなります。
 体調不良ならば、整体などをしてもらうのでしょうが、そこまでというわけでもないこともあります。
 そして、最初に行くにはやはり吉方位で行くべきです。
 そのあとからは、まあいい時期の方がいいですが、あとは惰性で参ります。
 一度いい場所を見つけておきますと、あとはそこに通えばいいだけです。
 いつもいくマッサージがありますが、自分にあっているのか、なかなか上がらなかった腕が上がるようになりました。
 知識として、いい店は覚えておくべきでしょう。

説明が少ないのか

 自分の言葉が少ないせいでしょうか、講習会などで説明しても理解してもらえないこともあります。
 まあ、こういう世界は学校で教えるように、わかるまでとか、誰も落ちこぼれを出さずとか、はありませんので、仕方ない部分もあります。
 その上、あまり丁寧に説明してしまうと、これまた応用ができなくなったり、自分で考えたりすることがなくなってしまいます。
 質問コーナーもありますから、大丈夫だと思っていますが、どうも難しいときは難しいみたいです。

最後は家系の問題か

 ある宗教の、特定の人が見るような資料を手に入れました。
 彼らの行動の元がわかって興味深かったのですが、それよりも、信仰の根拠を家系に置いているということに驚きました。
 家系は大切であるのは言うまでもありませんが、先祖の意識を問題にしているということです。
 その先祖の一生の中でどのような気持ちを持ったか、どのように行動したか。
 その結果、どのような結末を迎えたか。
 そのような感情や意識が、現在のわれわれに影響しているという指摘です。
 多くの宗教に共通する問題です。

占いを勉強する目的

 天の法則というのは魅力的です。
 古代の人々が星を見上げて、神話を作ったり、暦を作ったりしたのは、何事かをそこに見出したからでしょう。
 ではそれを知ったら、どうなるというのでしょう。
 むしろそういう真理とか法則とかは、宗教の扱う分野に近いものでしょう。
 そうすると、なぜ法則性を見出すような、「占い」を勉強するのか。
 その目的がはっきりしませんと、途中で道をはずれます。
 最初のころは、興味本位でいいでしょうが、途中からは必要になってきます。

侮れない数霊

 干支九星をやっておりますと、十干と十二支と、1から9までの数字はよく使いますが、あとはあまりなじみがありません。
 しかし私たちの生活は、他の記号で満ち溢れています。
 漢字にしてもそうですし、日本風のカタカナ、ひらがなもそうです。
 また数字もそうです。
 一桁の数字などは、むしろ少ない方でしょう。
 その数字のマジックではありませんが、九星とは別にして、数字独自の力があるようです。
 それは九星の事象とかとは別者のようなのです。
 それがその人に合えば吉、衝突すると凶になります。

影響力の大きさ

 私たちは、個人を中心にして鑑定をいたします。
 ですので、一人の運に集中しがちですが、実はそれよりも大きいものがあります。
 それは家族です。
 家族の影響力は、個人の星を消してしまうほどのものです。
 さらに、その家族が住んでいるのが家です。
 家の影響力は私たちの想像以上にあります。
 その家を支えているのというか、お互いに支えあっているのが、近隣の人々です。
 その地域が構成されます。
 さらに大きく考えて参りますと、最後には国家になってしまいます。
 これも易者としては避けて通れません。