干支九星は、様々な活用ができますが、人間関係を見るのもその一つです。
会社の上司との関係はどうなのか、部下との関係はどうなのか、も見ることができます。
べったりの関係がいい、とかいっても、いや今はそういう時代ではないくて、仕事は淡々とした方がいいとうい、社会状況というのも当然考慮に入れます。
ではそういうことのない、人間関係はどうなのか。
例えば夫婦関係はどういう形がいいのか。これなどは、一番力を発揮します。
喧嘩が多い関係とか、激しきはないが、長続きする関係とか。
どこまでをプライベートの部分とするべきかとか、どこを押してどこを引くべきなのかとか。
相手の性格を見ることにも優れていますので、その応用はいくらでもききます。
三合の月
明日からは8月節になります。
子年の申月ですから、三合の月となります。
大きな流れになりますので、取れる方はぜひ取っていただきたいと思います。
正確な三合になるのは、辰の方ですから、辰もよろしいですが、だめな場合でも、なるべく使うべきだと思います。
また、7月節では取れなかった十二支で取れる方位もありますので、使っていただきたく存じます。
ただし、ようやく梅雨が明けたばかりですが、台風も襲来しそうです。
その隙間をぬって、かつコロナ対策をして、この大変な時期を乗り越えて参りましょう。
性格判断のわな
占いで性格を見てください、という人がいます。
あるいは、あなたはこういう性格ですと、占いの本に書いてあります。
そういう本を見ていると、確かに当たってるなあ、と思うものです。
というのは、人間には様々な要素がありますので、どこか言い当てられたように思うものです。
四柱推命にしても、紫微斗数にしても、そういう性格を当てるという要素が強いものです。
なぜそうなのかというと、性格によって、人の運命というのは決まる要素が大きいからです。
ですが、本当にその要素は皆さんの中にある要素でしょうか。
本当の性格占いというのは、自分にはそういう要素はありません、と否定される占いだと思います。
人間は本当のことを言われると、否定したくなるものだからです。
「習う」の二義
事象を勉強していきますと、いろいろと考えさせられます。
たとえば、「習う」という文字ですが、学習という言葉があるように、勉強して身に着けるというような意味で普通は使います。
そして実際に、9紫の事象に「習う」はあります。
と同時に、2黒の「習う」もあります。
こちらの「習う」は、頭で学ぶというよりも、体で学ぶ、体に染みつけるというような意味で使います。
文字通り、「習うより慣れろ」という意味です。
そして実際に2黒には「慣れる」という事象があります。
私たちの干支九星も、9紫の習うは最初には大切ですが、実践になった場合には、2黒の習うの状態にしていないと、なかなか難しいようです。