干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

誰でもできる開運法

 この度、若井朝彦様より、水野南北に関する二冊目の御著書『江戸の少食思想に学ぶ 水野南北『修身録』解題』(小学館新書)をご恵贈いただきました。
 前著同様、南北の『修身録』を深く解説されておられます。
 食文化という言葉がありますように、人間は食を文化までに引き上げましたが、江戸時代、食の種類と量によって運命を変えられると説明した南北は偉大です。
 大食は自分の運を損ない、少食により徳が養われる、というのを主旨としてよろしいのでしょう。
 現代で運の悪い人は、耳を傾けるべき思想だと存じます。
 自分も一時、悪方位を使ったときに少食で作用が消えるかと思ってやってみたことがあります。
 体は悪くしましたが、確かに手ごたえはありました。