干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

空虚にする

 悩んでいる人というのは、一つの思いにとらわれています。
 一つの思いが、次を呼び、心を一杯にしてしまいます。
 心がいっぱいですと、別の思考が入ってくる余地がありません。
 その段階で、開運はできないのです。
 ですから、最初にその人の心を空にしないといけません。
 それができた段階で、相当な部分の悩みは消えています。
 その一つの思いがよい思いの場合には、そこにずっと留まることはなく、よい気を残し、さっと過ぎ去っていってしまいます。