干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

方位学と倫理

 方位至上主義になってしまいますと、本質を忘れてしまうことがあります。
 方位を使うのは、開運法としてありますが、まだこの方位学の位置づけができていないようにも思えます。
 といいますのは、方位は開運のため、よいことをもたらすために使うというのならわかりますが、悪いことのために使うこともないではありません。
 それは指導した占い師の人間性の問題であり、倫理観であると思います。
 当然人間としての倫理が問われるわけで、方位学は刃物のようなもの、それを使う人間には倫理が必要であるということでしょうか。