干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

古道を辿る

 仏教の開祖釈迦が、自分の悟りのことを、過去の仏たちが発見した道を辿っているだけだったといったという記述があります。
 干支九星を含む易もそうなのかもしれません。
 卓越した先人たちが到達した位置に向かって、毎日進んでいる、としていいかもしれません。
 決して新しいことではなくて、実は古いこと。
 自分が発見したと思っても、すでに先人が到達しているのです。
 しかし到達した人でないと、そこに先人が到達していたということがわからない、そんな感覚でしょうか。
 まだまだ勉強、まだまだ実占。