干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

視点を作る

何事も最初に学ぶ場合には、わからないことだらけです。 そのために、先生について、どこをどう考えたり、判断したりすればいいか、学ぶということになります。 その結果、どこを急所にすればいいか、視点ができるわけです。 では独自の視点はないのか、とい…

星と行動

皆さまの星を拝見しておりますと、いろいろと思うことがあります。 様々な行動を人はするものですが、その行動が悪い結果を生むことがあります。 あるいは、その結果が、その人に跳ね返ってご自分が悪くなることもあります。 そうすると、そういう結果を生ん…

人生をまるごと

芸能人などの方々は、人生がわかる人がいますから利用できないわけではありません。 しかしどうしても、脚色が入ってしまいます。 それに対して、実際の人生をそのまま話していただくと、どういう時期にどういうことが起こったかを知ることができます。 です…

性格判断の価値

性格をみる占いがあります。 これはこれで意義があり、多くの人から関心を持たれています。 それに対して、事象を出す占いもあり、これも意義があるものです。 ではどちらが大切なのかというと、視点によって違います。 出てきそうな事象を押さえるという観…

最初に戻る

鑑定や、仕事などで時間がなくなってきている場合、自分のことならば、自分でできますし、過去のことでしたら、みられればわかります。 そうでない場合、すなわちお客さんのかかわる鑑定の場合、最初は一体何が原因かよくわかりません。 わからなくなったら…

簡単な開運法なし

自分の不幸を、何とか解消したいという気持ちは誰でもありますが、簡単に解消できる方法というのはありません。 自分の不幸は、自分の運命というと簡単ですが、自分の考え方や性格、思考方法などによってもたらされたものです。 それを変えようと思うならば…

陰陽のある占術

干支九星の場合、天干と地支があり、九星がありますので、三才はそろっています。 その上、九星の盤には裏盤があり、これだけの条件ではありませんが、陰陽もそろっています。 同じようなことが他の占術であるのか、とふと疑問になりました。 他の占術を語る…

二つで考える

例えば九星盤の年盤ですと、丑の6白となります。 それが月盤とか、他の盤がありますと違う要素が入ります。 例えば今月でしたならば、申の8白です。 単独の盤で表示できるものが、二つのものがありますと、更に別の姿となります。 その要素が、その一か月…

鑑定はコツとか心構え

鑑定に必要なのは、基礎知識です。 これは最初だけ覚え、あとは実学でいくしかありません。 その次に必要なのは、鑑定をしていく上での、コツのようなものです。 これは自分で実際に鑑定をしていく中で、疑問がわき、それをどう解決すべきかを知ることで解消…

見えたものが見える

私たちが鑑定盤を見ておりますと、いろいろなものが見えます。 が、自分には見えていなくて、他人に見えているものもあるだろう、という意識はあります。 実際にはないかもしれませんが、それだけの意識はいつも持っていないとダメだということです。 自分の…

どこまで勘が必要か

鑑定盤を作って判断している限り、そう大きな間違いはありません。 では同じ盤を見て、同じ答えを出せるかというと、そうでもありません。 はやり、経験や情報によって判断が違って参ります。 経験によって、勘が養われることがあります。 経験だけではあり…

最初の盤を信じること

鑑定盤は絶対であると思っていますが、長くお客さんとして来られていたりしますと、人情がわいてきます。 そうすると、本来してはいけないことを許したり、すべきことをしなくていいと言ったり、逆のことを言い出してしまいます。 これは完全にマイナスの事…

日運がわかるようにになると

年月盤を使って、今月は何が起こるか、だいたい予測できます。 そうしていると、日運を見たくなるのが人情です。 九星だけを使用して、この日運を見ることができます。 そこまで来ますと、九星をやっているという実感がわきます。 各人の星でなく、九種類の…

特殊命と普通命の区別

望月先生は、人を特殊命と普通命とに分けられました。 方位をとる上で、必要な要素ではありますが、実際のところ、この区別がわかりにくいです。 特殊命に近い普通命とか、普通命に近い特殊命とかもあります。 その加減はいずれにしても、まず基本は生まれた…

雨のお盆

今日は旧暦の、送り盆の日です。 この数日、ちょうどお盆に当たる時期は、関東地方は雨が降っておりました。 このような気候は久しぶりです。 神社にお参りするには、雨の日は避けるように言いますが、お墓は必ずしもそうではありません。 特にこの、お盆の…

自分を他人に見る

鑑定をさせていただいておりますと、いろいろな気づきがあります。 自分が解決できない問題を、持ってこられることもあります。 自分ができないと思っているとか、不得意に思っている内容のことです。 それを解決することで、自分自身も変わることができます…

運が悪い人の特徴

運が良い人、悪い人の特徴を捉えると面白いでしょう。 干支九星からみて、運が悪いという人には特徴があります。 たとえば、今月は申の8白月ですが、暗剣と月破のついている星はまず悪いです。 2黒になりますね。 この人は本当に運が悪く、なかなか思うよ…

数字自体の持つ力

今日は13日の金曜日だそうです。 昔は、悪いことが起きる日などといって大騒ぎをしたものです。 しかし最近は、その元が西洋からのものであることがわかり、以前ほどの騒ぎはないように思います。 金曜日は別にして、13という数字には興味があります。 …

変わる法事の影響

明日から旧暦のお盆ですが、このコロナの影響で法事も姿が随分変わりました。 参列者が少なくなりましたし、法事自体の数も減りました。 そもそも移動を減らすように言われていますので、田舎のお墓参りもままならないでしょう。 そういう世情の中にあって、…

吉凶は動より

吉になるのも、凶になるのも、移動から生じるといいます。 そのために、私たちは方位に気を使います。 では、移動をしない人はどうなのか、という疑問が起こります。 現代社会において、そういう人はいないでしょうが、広い世界、ゼロではないかもしれません…

基礎はつまらない

基礎や基本が大切だといいます。 ですから基礎から学ぶわけですが、あるときから、自分は基礎を卒業したと思う時期が来ることがあります。 その時が最高に危険な時期なのです。 私たちは、基礎や基本が簡単だと思っていますが、本当にそうでしょうか。 です…

前知らせの大きさ

鑑定をさせていただく場合、場合によっては前知らせがあります。 場所がわからないとか、時間を間違えるとかもあります。 さらに、鑑定の中においても、時間を書き間違えるとか、本命を間違えるとかもあります。 お話をさせていただいたあとでも、実行されて…

リラックスできない

人間社会が複雑になっていますので、社会で生きていく場合に、どこかで体が緊張しています。 電車にのったら、刺されるような事件を目にしますので、なおさらです。 リラックスした状態になりませんと、本心が出てきません。 そしてその緊張の度合い、場所な…

八月になって

暑い盛りですので、まだ夏が続くかと思っていましたら、立秋になりました。 暦の上だけとはいえ、徐々に暑さも弱くなっていくでしょう。 にぎわいがあったオリンピックも終わりになります。 とすると八月はどうなるのか。 八月は七月よりは少しはましな月に…

家相における仏壇

家相などを拝見しますに、様々な見方がある中で、仏壇も大切なもののひとつです。 そもそも仏壇をどのように扱っているか、という点があります。 仏壇の向き、方位とかを言うこともありますが、それ以前の問題です。 中には、方位さえよければそれで充分と考…

医は仁術と

医は仁術とよく言われています。 そこには、技術とか知識とかが優先される、医術というものが厳然としてあることを示しています。 それに仁というものが加わるというのは、どういうことなのか。 仁とは思いやりとか、いつくしみとか言われています。 医者に…

マスクのよい面悪い面

コロナの時代、マスクをみなでしておりますので、顔全体を拝見できません。 特にお願いして見せてもらうこともありますが、そうでない場合には、わかりません。 確かに、のどに直接空気が入ってきませんでの、のどの健康にはとてもよいことであるとは思いま…

引っ越しのくせ

方位を使うことを意識し始めますと、過去の自分の履歴が気になります。 悪い方位を使っていたとしますと、とても絶望的な気持ちになります。 その場合には、今度よい方位を使って移ろうという決意にもなります。 がしかし、一度悪い方位を使いますと、次に大…