干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

2018-01-01から1年間の記事一覧

東西の幅

時間は東から西に移っていきます。 ですから、日本の中でも九州と北海道では時差が大きいです。 その中で、どの時間をもって鑑定するか、という問題があります。 明石の時間を使ってだけいると、正しい答えが出ないこともあるのです。 日本においてもそうで…

質問は何

わざわざおいでいただいても、何をお話されたいのかわからない場合があります。 質問というか、ご相談というか、何をお話したいのか。 おそらく、自分の欲があって、それに見合った話が出るのを待っているのかもしれません。 しかしながら、欲は大概の場合、…

メニューが変わっている

今日は久々に行く食堂に参りました。 そうするとメニューが変わっています。 値段が下がっている分、量が少なくなっています。 経営者のお考えなのでしょうが、さてよかったのかどうか。 そういえば今日は申の4緑の日です。 7赤に破れが付いていますね。さ…

どうしても来なくなる

確かに短気ではあります。 しかし予約時間の5分くらい前までは待っているのです。 そして紙にお客さんが来るであろう時間の鑑定盤を書くと、その時間にはほぼ絶対来ないのです。 道に迷ったとか、時間を間違えたとか。 その意味を様々考えてみました。 鑑定…

大阪万博

四十数年前の小さいときに、大阪まで万国博覧会に行った記憶があります。 すごく人が多く、雑多な雰囲気があったのと、科学のわくわくした展示があった印象が残っています。 その万国博覧会に、大阪がまた立候補しているそうです。 他に候補が二都市あって、…

明け方の星

普段より少し早く起きまして、驚きの光景を見ました。 巨大で、圧倒的な明けの明星です。 電灯の明かりを消してしまうほどの勢いです。 金星という実星ではありますが、何とも大きさを感じました。 そして月も満ちる時です。

相性の何を聞きたいのか

相性占いというのがあります。 面白半分でしたら、いいでしょう。 しかし干支九星などを使いますと、結末が見えることがよくあります。 恋愛を楽しみたい人は、恋愛自体に対する思いから聞きに来られるのでしょう。 それはそれで構いませんが、遊戯の延長と…

江戸時代からの流れ

易を含めた学問が入ってきた時代は、ずいぶん古いものです。 では干支九星はどうでしょうか。 陰陽五行奇書は元の時代です。 方鑑などは、たくさんの神殺を使って広まります。 とすると明和年間というのが一つのポイントの時代となります。

最近気になる漢字

最近気になる名前があります。 名前というか名前に使われている漢字です。 ネット上で見るだけではなくて、実際の生活で目にします。 ということは、自分だけが感じているのではないでしょう。 それは世情を表すのか、時代が底に至ったのを表すのか、でしょ…

人生の終わり

易者と宗教家は違います。 しかしながら、人様を導くという点では共通する部分も多いでしょう。 そういう人たちであったも最後の時は来ます。 易者であっても宗教家であっても、人生の最後まで全うされたというお話をお聞きしますと、胸がいっぱいになります…

易占と宗教

問いかけの形です。 易占とか、占いとか、に宗教心は必要でしょうか。 とりあえず、何でもいいから開運すればいいという考えもあります。 利用するものは利用して、よくなればいいという考えです。 では宗教との関わりはどうでしょうか。 欲を少なくして、心…

北はどちら

書店に並んでいる家相の本の九割以上が見にくいです。 どうしてかというと、北が上になっているからです。 昔の家相や方位の本は、すべて北が下でした。 帝王学としての地位を保ってきていたからです。 さらに九星を合わせることを考えたならば、北が上であ…

情報を持つ

易者は、ある程度の社会常識的な知識を持つことも必要です。 たとえば、学校を選ぶにしても、知っておいた方がいい場合も多いです。 どの点に強い学校とか、評判とかもです。 それに鑑定を加味していくわけです。 知らない分野も多いものですが、努力して知…

九星と気について

九星は方位だけではありません。 昨日、近隣の都市でイベントがあり、何とも気が乱れていました。 今まで見えない法則とか決まりみたいのがあったのが、外から来た人によって見だされた感じがありました。 イベントが終わってもその雰囲気が残るのです。 九…

第一鑑定のこと

最初に鑑定をしたときの盤は大切です。 そのように教えていただき、改めて見直しますと、確かにそうです。 その時の星が、そのまま現在の状況を示しています。 悪い星で来られた場合には、やはり悪いです。 ですから、鑑定盤は残す場合には、残しておいた方…

まわりまわって

自分の発言が、意図とは違って理解されていたことがわかりました。 何人かを通過して自分の耳に入りました。 その意図は自分のお話申し上げた内容とは、ずいぶんと違っています。 とはいえ、お客さんがそのように取ったということは、自分の言葉足らずだった…

11月節にはなったけれど

暦の上では11月節になりましたが、暖かい日が続いています。 確かに10月でも寒い時期がありましたので、体が慣れているのかもしれません。 それにしても、違った感じがします。 易の上からいっても、季節がはずれるのはいかがなものでしょう。 人間の命…

事実から学ぶ

永く易関係にかかわっていても、わからないことは多いです。 そのときには、実例から学ぶしかありません。 どうしてそうなったのか、の積み重ねです。 そうすると、次回同じようなことがあった場合には、間違いません。 結局はその積み重ねだけなのでしょう。…

なかなかわからない

つい数ヶ月前に講演を聞いた女性がマスコミに出ていました。 不倫とか離婚の話らしいです。 確かに講演会では、夫様や家族の話はなかったです。 ではそのとき、その人が数ヶ月後に騒がれるのがわかったかというと、わかりませんでした。 まず遠くて人相が見…

グループ構成

どんな小さなグループでも、中のメンバーが大切です。 これは子供の世界でも同様です。 悪い人間がいれば、そちらに影響されてしまう場合も多いです。そのグループ自体が腐っていく。 しかしながら、一人の運のいい人がいると、そのグループ自体がよくなるこ…

生き物のように

動物は走ったり、動いたりします。 運動会の子供も、運動をし、それを家族の者たちが写真に撮ります。 雲も動きます。様々な形をします。 関係ある人や、関心のある人は、写真やビデオをとって保存します。 鑑定のお話も同様で、生き物のようです。 ですから…

新刊の本を買う基準

今の書店に並んでいる本は、ほぼ誰かの写しです。 自分から新しくしたもの、発見したものがあるとしても、その本の数分の一でしょう。 自分の本もほぼそうでした。 しかしながら、それを誰かれから教わったとか、誰の説だとか書いてある本は少ないです。 本…

気持ちのいい陽気

11月に入り寒くなりましたが、今日はいい天気でした。 朝から太陽が照り付けて、青空は真っ青です。 この気持ちのいいときに、青空の元で深呼吸をします。 じっと空を見つめて心を空に飛ばします。 こんなことだって、開運だとは思いませんか。

入院の方位

入院の方位を気にされる方が多いです。 当然のことですが、その場合どこを見るのか。 年月を見るの必要ですが、日にちを重視します。 その日にちの吉凶により、対応が全然違います。 よくなる、も必要ですが、悪くない、も必要なことがあります。

誕生時を考慮せず

干支九星では生年月日を使用します。 しかし、その場合に誕生した時間は使用しません。 ですから誕生時間を使用する命理からは劣るというご指摘もあります。 そうかもしれませんが、日にちまででも十分に余りある指摘ができます。 そして何より、時間を使用…

何が正しい鑑定か

鑑定にはいろいろな見方があります。 いや、鑑定は一つしかない、それは與か当たらないかだけだ、という主張もあります。 おそらくそれが一般的には正しい答えなのでしょう。 しかしながら、事象にしてもいくつもあるものです。 何をもって正しいとするか、…

坤の問題

人それぞれですから一概には言えませんが、大枠は変わりません。 流年で坤に入ったときには、どうしても問題が起きます。 もちろん例外も多いです。 一般的には、運が落ちるというか、阻害されます。 干支によっても違いますので、年齢は言えませんが、当た…

古本市

知人で歴史好きの人がいます。 この人は、古本が大好きで、熱心に本を探されます。 古本市などがあると、一日中、見て回るのだそうです。 期間中に最初と中と最後に行くと、違う本があって発見があるそうです。 易書も同じように探してあることもありますが…

星と気持ち

何より人間の意向が大切です。 星がかりに回ってきていても、本人にその気がなければ不可能です。 神仏さえも、人間の意向を尊重するといいます。 回ってきてない場合には、呼び込むように仕向けます。 ですから、易者の一つの役割は、その人にその気にさせ…

未来予想図

今年は九紫ですが、来年は亥の八白の年です。 ということは、七赤に歳破がつき、二黒のは暗剣がつきます。 普通に判断すれば、よくないわけです。 ということは、来年はその二つの星の人は大変になるわけですから、それへの準備が必要です。 私たちは、この…