私たちは表面しか、ほとんど見ていませんので、昔のことは忘れています。
かつてこの土地はどんなものがあったのか、どんなことが行われたのか。
それを知らずに生きていますが、実は裏には様々な歴史があります。
それは悪い、不幸な歴史という面もありますが、志あふれた若者たちの記憶がある場合もあります。
平面的な世界にしか見えませんが、特定に場所には、まだその気持ちが残っていることもあります。
暖かい日差し、子供たちの声、意欲をもった青年たち。
記録の仕方
いろいろと考えたことをまとめるのに、整理するという意味ではパソコンを使うことが多いです。
これは間違ってはないと思います。
他方、ふと思いついたことは、安いノートに書くのがいいと思っています。
ところが、いろいろな資料を作るときに、切り取り線が入っているノートを使いますと、一見便利ではあったのですが、その箇所から切り取りやすくなってしまい、不自由をしています。
単純ですが、気を付けるべきことでした。
あと、ペンはどこでも出せるように、あちこちに置いています。
新しい占術の特性
いろいろな占術があります。
そしてそれらは、独立して発展してきているようです。
その、ほとんど必ず発展していくという点に、注目したいのです。
宗教を見てもわかるでしょう。
どんな宗教であれ、教祖様がいてそれを守る信者がいて、発展していきます。
そこにある種の気が形成されるわけです。
新しい占術についても同様でないかと思います。
それぞれの占術は、創設者と支援者により出された、何モノかが守るのだと思います。
複数の解決策
問題を解決しようとしてご相談を受けますときに、私たちの頭の中にはいくつかの選択肢が出てきます。
たとえば、山ぐずれで道をふさがれてしまった集落の人が、どの道を迂回して里に出ようかと考えるようなものです。
簡単な道もあるかもしれませんし、難しい道かもしれませんし、あるいは迂回路がないかもしれません。
その可能性の様子を示してくれるのが鑑定盤です。
ですから何をおいても、鑑定盤だけは大事に扱わなければなりません。
名人でも有名でなくても
占い師さんで、なるべく名前が知られたいという人がいるようです。
目的は、お客さんを増やすということなのでしょうか。
それならある程度わからないではないですが、それ以外の目的なら意味がわかりません。
私たちは、目の前にきたお客さんに、誠意をもって対応すればいいだけではないでしょうか。
別の気持ちを持ち始めますと、落とし穴があります。
誰も、穴に落ちているのを誰も救ってくれません。
落ちたことも知らず、死んでいくだけです。