干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

総裁選について

 将来の国の代表に結び付いた、総裁選挙が話題です。
 どなたが残るか、候補者が一同に会して、インタビューを受けていた時間をもって、鑑定盤を立てるという考えもあります。
 また、各候補が出馬を表明した時間をもって鑑定するという考えもあります。
 どちらを見たとしても、同じような傾向があるのが面白いです。
 どなたになるか・・はわかりませんが、世論調査でよい結果の人は、あまり芳しくない将来になりそうです。
 どちらにしても、この選挙は、巷間言われているように二度、すなわち決選投票があります。

三合と台風

 今日は三合金局の日でした。
 運をとるために、方位を考えていた方も多いでしょう。 
 しかしあいにくの台風で、参拝を予定されていた方は、難しい人が多かったのではないかと思います。
 今日は台風予想でしたので、自分は買い物をしようと思い、目に付いたものを購入しました。
 さて今度の台風ですが、九州から上陸いたしましたが、これは大変に珍しいことのようです。
 台風が14号であることも考えますと、日本がまだまだ危険な状態にあると心配されます。

三合の月

 今月は、丑年に酉月です。
 ですから、三合の関係になります。
 巳を使えば、正三角形になります。
 この時期逃す手はありません 
 明日の天気も不明ですが、できれば、この時にやっていただじる方がよろしいよう。
 使うといっても、引っ越しとか大きいことは別です。
 もっと簡単でいいですのです。
 そしてその行くのは、どちらのことか。
 それらすべてを考慮して、方位を取りますと、大きな作用となって、その人を動かしは始めるのだそうです。

なぜ誕生日でわかるのか

 誕生日というのは不思議なものです。
 その星を見ていきますと、おおよその人生行路を知ることができます。
 その理論もあり、技術もあります。
 そう考えて参りますと、誕生日絶対主義なのが、占星術です。
 それに対して、なぜそのような誕生日になったのかを考察するのが宗教です。
 特に仏教においては、因果関係を強調しますので、前世からの話が出て参ります。
 かといって前世、前世と簡単に言葉にすることは危険です。
 そのためには、誕生日に基づいた星の考察を深めなくては間違いを起こします。

雑誌の魅力

 易者さんが、本を書いて残していただくことも多く、後世の者には役に立ちます。
 実際には、講習会など直接にお話しを伺えればベストなのでしょうが、亡くなってしまわれている場合には、不可能です。
 またそういう易者さんが、雑誌などに投稿したり、主宰していたりすることもあります。
 そういう雑誌は、資料としては一級品です。
 本は一つの話題をまとめようという意思を感じますが、雑誌では、一つの話題を広げていこうという意思を感じます。
 おのずから内容は、深いものとなって、われわれの役に立ちます。

方位だけではない

 気学もそうですが、干支九星においても、方位は重要視します。
 悪い方位に行けば悪くなり、よい方位に行けばよくなるという考えです。
 全くこのことに異論はありません。
 ただし、そういう方位以外の影響も私たちは受けます。
 私たちが鑑定する場合の対象は、生きている人間ですが、生きていない家とか土地なども対象にします。
 それはそれで、干支九星の素晴らしい面を見ることができます。
 さらに、生きている対象は人間だけではありません。
 動植物も生きています。
 この点もよく見ておかないと、間違うことになります。

家相の四隅

 家相を見るポイントはいくつかありますが、艮と坤も大切な視点の一つです。
 古来、この場所を、鬼門、裏鬼門と呼んで大切にしてまいりました。
 それと同じ対角線に、巽と乾があります。
 どちらかというと、乾蔵という言葉があるように、乾は注目されがちです。
 ところが、巽の作用も決して小さくはないのです。
 対外的な面を見る場合には、欠かせない場所です。
 このように、家相は四隅のどの場所も大切な場所ということです。