干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

家相の四隅

 家相を見るポイントはいくつかありますが、艮と坤も大切な視点の一つです。
 古来、この場所を、鬼門、裏鬼門と呼んで大切にしてまいりました。
 それと同じ対角線に、巽と乾があります。
 どちらかというと、乾蔵という言葉があるように、乾は注目されがちです。
 ところが、巽の作用も決して小さくはないのです。
 対外的な面を見る場合には、欠かせない場所です。
 このように、家相は四隅のどの場所も大切な場所ということです。