干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

鑑定盤を第一に

 誕生日を見ると、どうしても命をみたくなります。
 命というのは必要なことですが、必ずしも絶対的に必要であるとまでは言えません。
 しかし、つい命の話をしたくなります。
 それよりも、第一に見るべきは鑑定盤です。
 これは、命の基盤となる誕生の日から、今までその人が歩んできた道が、すべて含まれていると考えます。
 現在の状況は、命よりも、鑑定盤に表示されているのです。
 ですから、命は大切ですが、鑑定盤をまず解き明かして、そののちに命に言及すべきです。
 そのように鑑定をするときには、癖になるように訓練してもいいと思います。