干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

誕生日は急所でなし

 誕生日は大切ですが、重きを置きすぎることはありません。
 それはあくまでも、何十年か前の、誕生した時の星です。
 人間は、長い人生の中で、人と出会い、経験を積み、方位を取り、信仰をしたり、苦労をしたりして、成長するものです。
 それが誕生の時点での星に、すべて表示されて入っているとは、どうしても思えません。
 ですから、誕生日は重視しますが、絶対視はしません。
 そのかわり、鑑定者の目の前に座ったときに、その人の歩んできた人生も含めて表示するのが鑑定盤です。
 ですから誕生日よりも、鑑定盤が重要な急所なのです。