干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

神あり神なし

 四盤掛けの鑑定盤で、先生はよく、「この盤は神あり」とか「この盤は神なし」と話されておりました。
 私たちが神と聞くと、神様のことを想像してしまいますが、この場合には意味が違うようです。
 鑑定盤には必ず易神が介在している、と考えるのは間違いではないでしょう。
 とすると、盤に神ありとか神なしとかいうのはどういうことなのか。
 それを考えるには、古代の戦を考えるといいかもしれません。
 大将が、その軍をどうしたいのか、それをいつ決定するのか、というプロセスに近い気がします。