干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

易が変化する

 易関係に係わりますと、単なる技術とか法則だけではなくて、時代背景とか文化とかも考慮しなくてはならなくなります。
 易そのものが、古代中国でできたものですから、その時代に思想が入るとは当然です。
 かつ、日本とは気候風土と、東アジアという共通点があることからも近似性があります。
 ですから、多少の手直しだけで日本の風土に根付いたのかもしれません。
 とはいえ、日本独自の文化もあり、それを応用することによって、更に易のよさが発揮できるようにも思えます。