干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門堂(月恩会)参照のこと。

凶を重要視する理由

 人間の星や世界の動きを見る場合に、よい面と悪い面のどちからを見るかといえば、悪い面を見るべきです。
 それは、相談に来るのだから悪い内容に決まっている、ということもないわけではありません。
 ただそれだけではなくて、人間というものは、どこかに問題があると他が伸びていかないという性質があるのです。
 財運は来ているのだけど、病気をしたから働けない、というようなものです。
 ですから、人様の星の悪い面を言いがちなのは、そういう理由があるのです。