干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

どこかが欠ける

 何もかにも、すべてがそろっている人というのは少ないです。
 何もかもの中を、昔の人は福禄寿といいました。
 この三つがそろっていて、しかも大きいというのはまれです。
 お金はあるけれど、子孫が続かないとか、健康であるけれど、お金がないとか、いろいろなバリエーションがあります。
 仮にそれをおして、自分の求めるものを極端に進めてしまいますと、例えばお金に極端に執着しますと、健康を損ねるとか、どこかが欠けるようになります。
 この真理を押さえた上で、私たちはお話をさせていただいております。