干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

占術の日本化

 占術が知られて、定着するまでに時間がかかります。
 文化や風習、気候などに適応するかどうか、という検証と定着までに時間が必要だからでしょう。
 そして、実際に利用できると判断されてから、使うべきだという考えがあります。
 それは占いの対象が、多くの場合には日本人だからです。
 また実証するには、場合によっては世代を超えてみる必要があります。
 目先のことだけで、吉凶を言うのは本当の吉凶だとは考えないからでしょう。