干支九星術のお話

望月治先生の広められた干支九星のあれこれを、沙門慶仁がお話しいたします。干支九星術 沙門室(月恩会)参照のこと。

宿命に抗する

 人間の運命はある程度決まっている、というのは正しいと思います。
 ただその行く道を、どちらに選ぶかということです。
 では行先まで決まっているのか、というと、相当な程度まで決まっているように思えます。
 ですから、運命というか宿命を占いで見ただけでは意味がないのです。
 そこからどのように逃れるのか。
 必死になって逃れる努力をして、逃れられるものなのか。
 努力をしても、宿命は決まっているのか。
 その解決こそが、本当の意味での運命学ということになるのでしょう。